メモ帳あるふぁv2

Since 2004/2009-2022 気が向いたときに長文を書く用。暇人であるときが懐かしく感じます。

北の大地2011夏[1]

避暑ってきたのももう先々週のこと。書かないと忘れるので、たびにっきなど。

旅程(概要)

◆一日目

超大型台風が来るのか過ぎ去るのかという瀬戸際の日程で、フライト自体が危うかったものの、晴れスキル、もといスタンドを使ったら運良く逃げることが出来た。やったね。無事に到着するころには心地よい風と晴天に迎えられ、晴れスキルが衰えていないことを確信。こちらは晴れてても涼しい!なんか20度無いし。向こうの暑さが嘘のようだ!
中標津空港は、北海道の北東あたりにあるローカル空港で、なんと羽田は一日1往復のみ。全部入れても4往復だったかな?それくらいスローライフな感じで、脱日常にはもってこい。サクっとレンタカーを借り、シカに気をつけろという忠告にびびりながら開陽台へ。


【ロッカーはこれで全部か?】

・開陽台
ひともまばらで、ゆっくりできたかな。あたり一面を見渡すことの出来る小高い丘。地球が丸く見えるらしいが、周りに視界を遮るものがほとんどないのでそれっぽく見える。ここで食べた蜂蜜がけソフトクリームが美味だった。あまりに美味しい蜂蜜だったのでお買い上げ。なかなかレアな蜜が取れたとかで。

【景色のよさはいわずもがな】

・Aコープ
とりあえずご当地というか現地のスーパーでカフェオレを探さないと始まらない。今回はまず「倉島コーヒー」を入手。原材料の生乳50%以上は安定要素。意外にもあっさり目だけど、比較的甘みがくるかな。総合B+くらい。

【ご当地コーヒーその1】

野付半島
車でしかいけないところに行きたかったので、一本道の最果てまで行ってみた。とりあえず地形はこんな感じ。先端まで行くと行き止まりで引き返した。途中の風景は日本じゃないみたいだったなあ。ここの駐車場でヒヤっと。じーさんの運転はマジ危険。後ろ見ろよ後ろ!くそったれ!(暴言)

【こんな感じ、わき道にはキツネさんをたくさん見かけた】

・道中〜釧路駅
野付半島から150km、3時間ほどかけてようやく釧路に到着。なかなかハードだ。途中道無き道に突っ込んでしまい、未舗装の道を1km以上延々と走ることになり泣きそうになる。釧路駅近くに行くとなんと地元でおなじみのTRIALの超大きい版があってテンションが最高峰に。
釧路駅も踏み入れておく。ステーションダイナー946って何だろうと思った次の瞬間分かってしまった。遅い時間に行ったので全て閉まってて残念な感じ。ここで2つ目のご当地コーヒー「よつ葉ミルクコーヒー」を自販機で購入。50%以上で安定、こちらはかなりコーヒー分が強め、ハイカフェオレに近いくらいかも。総合A-。
釧路着いて思ったのが、外が非常に寒い。9℃って何だ。Tシャツに長袖パーカー1枚とか死んでしまう。

【ご当地コーヒーその2】

釧路駅前ではお目当てのザンギを食べに。まあ、ほとんどから揚げなのだけど、下味がしっかりついてて、さらに自分で調味料をまぜまぜしてそれに漬けて食べるというスタイル。とてもおいしゅうございました。もう1店舗くらい見てみたかったので、ほどほどにして適当なお店に入りなおす。安全のためお酒は一切飲まず(ここだけは悔やまれる)、コーラをお供に「生だこてんぷら」「生さんま刺身」「ザンギ」を頂いたが、適当に入っただけなのにその店の料理がハイレベルとか、流石としか。すごいよ、釧路まじハイレベル。


【ザンギうます】

ところで、こんなところにアトレがあったんだけどJRさん何やってんすか(たぶん違う)

【atre】

◆二日目

二日目ももちろん晴天。晴れスキル絶賛発動中。まずは釧路湿原を目指す。

釧路湿原
無理。車から出ようと思うも、2,30匹はいるとおもわれる巨大なアブの大群に車を囲まれていて、しかも何故か分からないが車に体当たりしてくる始末。さすがにこの状況でドアを開ける勇気は無い。しばらく考えた末、退散。さよなら釧路湿原

・道中
景色は絶賛絶好調。しかし運転席からは限られた景色しか望むことができず。電車イイネ電車。休憩で駅に寄ってみたけど、なんか様になるのは何故だろう??

塘路駅、ここからのハイキング客がけっこういたような】

途中あやしいホームセンターがあった。どっかで見たことあるような・・・。

【カ○ンズホームじゃなくて?】

摩周湖
きれいな湖。このきれいだったことを文章で表現するって難しいね。18℃という気温と、すんだ青との相乗効果かもしれないけど、どことなく景色全体に青みがかかっているような気がしたなぁ。

【境界がくっきり】

ここの売店でご当地カフェオレその3をげっと。名前は・・・「牛のおっぱいコーヒーミルク」長いので略するとおっぱい。ハイすいませんでした。ついでに食べた夕張メロンの甘さにびっくりした。買って実家に送ろうか迷ったがやめた。

【名前がストレートだよね】

屈斜路湖
阿寒湖へ行く途中に通ったので、ついでに立ち寄る感じで。砂を掘ると温泉が出てくる、ぬるーい湖。湖の近くでかるく砂を掘ってみたら本当に温泉が出てきた。おもしろい!湖自体は温泉だからか何なのか、妙な色をしているような気がした。気分は猪苗代湖の湖畔。完全にデジャヴ。

・阿寒湖
摩周駅、道の駅を経て、阿寒湖へ。2時間弱のドライビング。ここにはマリモちゃんの住みか、もといまりもっこりの発祥らしい阿寒湖、そしてアイヌ伝統芸能を見ることが出来るアイヌコタンという集落がある。お腹がすいていたので、わかさぎ丼を食べにお店に入った。僕が頼んだのはミニわかさぎ丼。出てきたのが

【もうね、なんというかね、・・・】

自転車を借りてふらふら散策。アイヌコタンは木彫りの彫刻、たてものがたくさん。おみやげ物も木彫りのものが多く。民族楽器にボコーダーのようなアツイ音を出すものがあったのでお買い上げしてみた。うまく演奏できるかなあ。アイヌの歴史や背景は語れるほど理解できていない。

アイヌコタン入り口、荘厳なフクロウがいらっしゃる】

・道中〜帯広
そろそろ体力的に限界でござる。オンネトーという色が変わる沼(五色沼的な)感じのところが隠れスポット的で良いとアイヌコタンでお勧めされたので、ちょいと行ってみることに。着いた途端そしてあまりの眠さに30分ほど寝落ち。そういえば寝る前と起きたときで色が変わってたような・・・気がする。空気中の水分で屈折が変わるとか、そういうのなのかなー。池に反射する景色が幻想的な感じ。

【おんねとー】

途中足寄の道の駅によったり、廃線らしきところの横の道を延々と走り、帯広に着いたのは20時を回ったころ。まだ間に合う!ということで、念願の豚丼を求めて、さくっと食べログか何かで検索。写真を見比べておいしそうだった「ぶた八」というお店に決め、突撃!これがまた美味で、当たりのお店でございました。こんがりついた焼き目具合の柔らかい豚ロース焼きに甘辛のタレが絶妙に絡み合うのがまた良い。ちなみに、山椒がとてもよく合います。たらふく食べて、お腹一杯!

【念願のぶたどん!】

・帯広駅
最近改築されたんだったかなーと微妙な記憶を思い出しながら行って見る。だが全然違った。そこまで遅くなかったので、また一部お店が空いていた。キヨスクにて今回4つめのご当地カフェオレ「パパラギコーヒー」をゲット。これはまあまあかな。C+くらい。

【ご当地カフェオレその4】

長いのでたびにっきの次回はまた後日。