メモ帳あるふぁv2

Since 2004/2009-2022 気が向いたときに長文を書く用。暇人であるときが懐かしく感じます。

おおうちじゅくTrip

高校のときの友人たちとともに、日帰りで大内宿に行ってきた。以前お流れになってた企画がここにきて実現。放射線?そんなものはほぼ無いので問題ない、大丈夫だ。
下調べによると、周辺道路がだいぶ混雑する予想。混雑日を超える、「最も混雑する日」が年に数日あるのだけれど、完全に該当している。早めに入るのが得策と思い、裏道ルートを企画、出発時間を朝早めに設定。雨の予報も、夕方からということでぎりぎり回避。なんとかなるものだ。
高速道路の出口で詰まったものの、観光協会お勧めされた裏ルートのおかげでサクっと現地入り。道中、山にはまだ雪が残っていた。もう5月なのに!大内宿まであと1kmのところで予想通り駐車場に並ぶ車の列に引っかかるも、途中で偶然あいている駐車場を発見し駐車場所をゲット。本当にラッキー。ちなみに裏ルート、道の下調べを念入りにしたのに、ご丁寧に看板がいくつも立っていて、完全に下調べいらず、僕役不足な感じ。まったく使えません自分。
大内宿は、街道の一宿場として栄えて、明治以降の開発のときに主要交通路の変化によって開発を免れて昔の建造物が現存している集落だそうだ。岐阜の高山の奥にある、白川郷と同様にからぶき屋根が並んでいる。地盤が固いためか、先日の大地震の影響もそこまでないとのことだった。(おばちゃん談)

大内宿のメインストリートはまさに観光地という雰囲気。流れる水に冷やされるラムネとビール、冷えたキュウリなどに心惹かれる。想像以上の混みようで、軒並にあるベンチでいそべ餅やら焼きたてのせんべいやらを食べる観光客で溢れていた。時間のながれがゆっくりのような。なんかよくわからないけど、こんな感じの雰囲気でテンションがもりもり上がる。

おばちゃんに焼いてもらったいそべ餅をほおばり、さるぼぼに似たお土産品に心奪われ、しばし童心に帰る。いやー、ホント楽しいです。
お昼は「とりせいろごはん」をいただく。ネギが山盛りだったのにちょっと焦ったものの、程よく味付けされたごはんと鳥とネギとの相性がなかなかのもの。友達が食べたおそばも一口もらったらコシがあって美味しい!さらに惚れたのがデザート群!3人全員違うものを頼んだのだけれど、全てにおいてハズレ無しという神さ。クリームブリュレは今まで食べた中で1,2を争うレベル(もちろんトップはカリカリの層)、いちじくのショコラは濃厚でこれまた美味しく、イチゴのパイもイチゴが甘くて!観光地補正を考えてもかなりのもんかと思いました。

一通り散策しておなかもいっぱいになり、満足したところでお土産を買占め、集落全体を見渡せる丘まで。なかなかの景色でございます。そして足腰になかなかの運動になったでございます。みんなあらさーなんです。
車を止めた場所までの帰り道、いまだに南方面の宿場まで向かう一本道は大渋滞で、駐車場の空き待ちのご様子。この道を抜けて南の那須方面なんて行けるわけが無く・・・動物王国はあきらめです。帰りは強制的に来た道を北に戻ることに。
会津を抜けて、R49を戻っているとやはり渋滞。さすが黄金週間、仕方ないのかも。横道にそれるか高速に入るか迷うも、とりあえずこのまま直進することに。最終的に、その後大雨が降ってきて、かつ東北道磐越道が半端ない渋滞に見舞われていて、那須方面にも抜けず高速にも乗らなかったのは大正解でした。妙にツイてる気がしてならない。
大学以降になるまであまり自県の旅行・ドライブに積極的に行かなかったので、住んでいた場所とは言えよくわからない、未開の地が多かったりする。機会を作ってどんどん制覇して行きたいと思う今日この頃。本当は海側にも行きたかったんだけど。。。
道中の多くの店でみかけた「がんばろうふくしま」の文字に、いろいろ考えてしまう旅行でもあった。混雑してたのにホっとしたくらい。