メモ帳あるふぁv2

Since 2004/2009-2022 気が向いたときに長文を書く用。暇人であるときが懐かしく感じます。

結果発表

なんとか士試験、最終合格!!!

というわけで終止符を打てました。長かったドトールでの勉強生活にもサヨウナラ。この先これ以上勉強することはあるのだろうか。もしかしたらあるかもしれないけれど、脳の衰えはごまかせない。知識の吸収レベルは落ちるばかりだと思う。この年齢で無事取得できて本当に良かった。
20代の目標が1年半を残して達成できたのでだいぶ満足。昔から運は良い。最後の運ゲー試験にもおかげ様で勝てました。感触的には余裕で合格だろと思っていたけど、いざ発表を見ようとするとスマホを持つ手が震えてしまっていた。

振り返りをして総括しようと思う。

・2009年
就職して2年目、この業界に入ったからには取りたいな、と思い予備校にて2年コースを申し込む。4月頃から講義には出るものの、予習復習は間に合わず、他のいろいろなことに時間を割いてしまう。
・2010年
だいぶあやふやなまま1年目の1次試験を受験。終わったあとのステーキが美味かったのは今でも覚えている。結果は無残にも合格点に相当足りずに終わる。しかし2年コースなので容赦なく2次試験用の講義が始まり、ようやくエンジンがかかり始める。体系的に覚えていなかった知識を整理しながら、講義を受け続ける。実務に近いハナシや、書類の作成や相手への伝え方などこの辺りは文章作成術として身になるものだったと思う。前半はほぼ答えを見ながら答案を書くという状態であったが、直前の模試レベルくらいから答えを見ないで書くように務めた。とにかく覚えるしかないのかと悟ったのもこの頃。
・2011年
地震ですべてが吹っ飛んだ。1ヶ月ほどは勉強に手がつかなかった。しかし、そうは言っても試験日は近づいてきている。2次試験のこともやりつつも、1次試験の勉強に身を入れる。朝早くからのY駅でのコーヒーショップでの演習、コーヒーショップDでの演習、至る所に問題集を持ち込んでひたすら問題集を解きまくった。そして、試験日。これはできたと確信して、途中退出してライブへ。完全に試験舐めてる。でも通った。通ったものとして2次試験の勉強を始めていたので想定どおり。このころから2次試験の模試成績も良くなってきた。追い込みの力ってすごいな。とにかく覚えることを書きなぐって頭の中にインプットして、それをアウトプットするの繰り返し。そして2次試験。お初な問題に面食らったが、自分の出せる力を出し切ったと感じた。終わってからは燃え尽きて、遊び呆けていた。2次は来年でいいか、と思っていた矢先のまさかの通過。3次試験の情報など皆無に等しく、慌てて準備するも、3次試験の出来はびみょう。もしかしたら通ったかな?なんて希望もあえなく最終落ち。びみょうな感覚の場合は絶対合格してはいない、と悟ったのは1年後。
・2012年
同じく最終で落ちた同期と結託してこの一年を乗り越えると決意。12月ころから前範囲の復習をし、定期ゼミをペースメーカーとして地に落ちた実力を取り戻しさらに知識を蓄えた。アウトプットの形態を意識して、とにかく念仏のように問題と解答を唱えまくった。やればやるほど範囲の広さに絶望し、最終試験の運ゲーを呪ったが、受験者はそういう意味では平等なので仕方がない。5月を超えてからはほぼ毎週のペースメーカに追いつくようにひたすら勉強。9月に入ってからはさらに同期と夜ゼミを開始して、延々とファミレスで勉強する毎日。ここまで勉強一色だったのは社会人になって初めてだったが、おかげで去年よりも相当深いレベルの知識を蓄えることができた。去年受かったのは奇跡だったのだなとも思った。そして迎える最終試験、運の悪さは直前のスコールですべて流されたのか、余裕の出来で終止符。

あぁ、思えば長かったなぁ。もうコンパクト条文集を持ち歩くことはなくなるのか。これで色々手を付けたかったほかの勉強やら趣味ができるってことだね!とりあえず電子工作やりたいので、それをやろう。曲作りも再開です。