メモ帳あるふぁv2

Since 2004/2009-2022 気が向いたときに長文を書く用。暇人であるときが懐かしく感じます。

Bonus-stage is over

この直近年は、人生のボーナスステージだったのかもしれない。自分で動いたからこそ手に入れることになった蔦の上のコイン。ふてくされて去っていたら得られなかったと思うんです。いわゆる専門職としての知識はそんなに得られたとは思えないし、むしろ頭からスッポ抜けていったと思うのだけれど、代わりに増えたのは人生の幅、なのかもしれません。それはそれで経験として、より深いものとして大切にしていきたいと思うところです。
1年目は、社会人●年目にして今更名刺の渡し方を会得しました。電話でアポ取りをして、針の穴を通すような日程調整に明け暮れ、外回りと称して都内を歩きまわる。今の職を選んだことの代償に得られなかったものをたくさん体験することができました。割に大変で仕事の中身が夢にも出てくるくらいでしたが、無事に終え自分1人でも何とかなるという自信がついたように思えます。そして2年目は、人格者であり超デキる人とペアで組んでおしごとをして、これまた得るものが多かったのです。外だからこそ好き勝手にレセプションパーティだのセミナーだのに参加して、色んなすごい人と名刺交換もさせてもらって、ある種社会人として未熟なこのタイミングでお仕事ができたのも本当に良かったことで。うまい仕事の進め方を間近でみて勉強することもできたし。
もちろん、美味しいご飯にたくさんありつけたもの一つの収穫。美味しいお店を見つける嗅覚のようなものが鍛えられました。お店の雰囲気、メニュー、値段帯、外装とかを見て味のレベルが想像できる、そんなスキルをこの2年で培うことができたのは、多分今後に大いに役立つと思います。よくある食レポサイトを見るのも良いけれど、足を運んでそのお店の様子を伺うのは大事だな、そして人の評価だけに惑わされないことも重要だなと体感しました。
そして、これは出会いと別れなのかもしれないけれども、環境も年代も全く違う大人同士で遊んで、飲んで、イベントを打ち立てて連日連夜ITを駆使して議論したり何だり、みたいなことに関わることができたこと。普通なら仕事の経験で培うだろう組織論のようなところも疑似というよりかなりリアルに体験して、リーダシップとは何たるかを学んだりできました。昔のサークルの経験も活かすこともできれば、うまいやり方や謎スキルを見て感嘆する場面も多くて、世の中広くてかなわないなあなんて思っていました。誘われたのはタイミングだったけれども、そこから踏み出すことはできたのは、やっぱりこの機会だから突っ込んでみようという気概が良い方向に働いたからだと思います。

そういったものが全て終えて、また始まるかいしゃせいかつ。元いた所には行かず、少しやることを変えていきます。大学院生のときに授業で学んだことを再度学び直して、さらに検討を加えるような、2,3ランク上の思考ルーチンをものにしないといけない、大変なところ。それでも幾分今までのおしごとよりは楽しそうなので、楽しみながらやりきりたいなあと思う。その結果、やっぱりだめだったらそれはそれで仕方ないと思うんですよね。

BSの最後に色々旅をしたので、また時間あるときに書いておきたいなあ。日々の忙しさにどんどん風化してしまっている・・・。

春につくった春めいた曲は、春のうちに紹介することはできなかった。。。
https://soundcloud.com/arkback/blessing-blossoms