メモ帳あるふぁv2

Since 2004/2009-2022 気が向いたときに長文を書く用。暇人であるときが懐かしく感じます。

仕事場が変わるやうだ

転職はしていません。勤務先が変わるだけでございます。それでも、職場は阿鼻叫喚の様相を呈していたようで、だいぶみんなのやる気が削がれている模様。辞めていくひともいたり、仕事中にストレスで泣き出す人もいたようです。自分はというと、元からやる気があるわけではないので、なんとも。常にぐんにゃりしています。今日はやりきった!という実感を得たのはいつだろうか。数年前、あんなに自分で自分をハイにして就職したっていうのにね。
恵まれすぎていた今までの環境が変わってしまうというのは、それだけでもツライものですね。職場まで徒歩で20分くらいで着いたのが、ドアtoドアで80分になるといったらげんなりしないわけがないです。つまり、本質的な意味で自分の自由になる時間がプラス1日2時間削られるわけでして、これが1ヶ月20日稼働だと40時間、1年だとおよそ480時間。ああ、信じられない。この480時間は個人空間が許されない単なる移動。
いくら都会ではそれが普通っていったってねー・・・。人間は自分の経験との比較しかできないもんです。身を置かないかぎり、語れることなんてないのです。

経験、というモノサシで言えば、自分を厳しい環境に追い込んでみたいという希望もありつつ。このぬるま湯状態にいつまでも浸かっていると、スキル的なところで将来潰しが利かなくなると思うのです。かといって現状の職場で忙しい人は大なり小なり不毛な仕事に突っ込んでしまっているからであって、そこは器用に避けているので忙しくは成り得ないということも。成果の捏造で忙しくなるなんてまっぴらごめんなんですよね。組織の一員としての心構えなんてクソ食らえです。
この先20年を考えたときに、果たしてこのままで良いのかどうかは迷いどころです。もっとも、何に生きるのかという優先順位を考えてということではあるのだろうけど。バリキャリなんてワタシには似合わない。そうすると、結局ワタシは何をしたいのでしょうか。この歳になって10年以上前の自分に逆戻りでございます。